声優に向いている人とは?
将来仕事をする上で自分はどういった業種が合うのかという
適性検査を受けたことがあります。
それは学校で進路を決める時にやりました。
その当時からすでに声優になりたかったので、
芸能系は自分に合ってほしいなと思っていました。
その時の結果、適正は5段階中、4でした。
ということはある程度適正はあったのかなと思いました。
それでも、この結果が悪くとも目指していたのは変わりありませんが、
これも気の持ちようで、もし適正がないと判断されたとしても、
これからどう自分を声優になるのにふさわしい人間になれるのかを
とことん追求していけばいいだけの話です。
ふと、そんな過去を思い出してしまったのでその記憶を頼りに書いてみました。
と、前置きはこのくらいにして、そろそろ本題です。
今回は声優に向いている人とはどんな人というお話をします。
実際どういった人が声優に向いているのでしょうか??
まず、大前提として
『演じることが好き』
というのはあるでしょう。
・物語を読むのが好き
・読解力がある
・しゃべるのが好き
・好奇心旺盛である
・人に好かれる
・喜怒哀楽がある
・約束や時間をしっかりと守れる
・何事も経験したいという気持ちを持っている
・前向き(ポジティブ)に物事を考えることができる
・自分のことを客観視できる
・感動して泣いてしまうことがある
・人の気持ちを汲み取ることができる
・自分で考え、行動できるようになれる
・素直であること
・人と接することが好き
・責任感がある
など、あげてみるとかなり出てきます。
声優=役者とは『役を演じる』ということですので、
言うなればそれにつながる事が好きだとより良いですね。
色々なキャラクターを演じるのですから、
様々な体験をすると演技にも幅が出ます。
ですから、
「どんなことにも興味を持って取り組める人」
が声優に向いています。
上記であげた中で
「素直でポジティブかつ、自分を客観的に見れる」
のが理想とされます。
素直であることはとてもいいことです。
素直であることは
「言われた事を躊躇いなくやることができる人」
です。
レッスンで講師の方から
「ここはこう演じてみて」
「もっとこうやった方がいい」
と言われたらその場で物怖じせずやってみることが大事です。
そして、アドバイスはしっかり受け入れる。
やってみて違うと思ったらそこで軌道修正すればいいのです。
「何ができるかではなく、まずはやってみる」
この精神はあなたがプロになった時、
非常に大事になってきます。
ポジティブに物事を考えていく
ポジティブというのは、
ただ「なんとかなるでしょ」というものではなく、
『言われたこと(アドバイス)を、自分の糧とするために成長し続ける』
ことを言います。
自分でどうしたらいいのかを考え、
よりよい方向に向かっていくことです。
素直でポジティブ、
聞こえはいいのですが実はこれだけだとダメなのです。
声優は個性が大事です。
「なんでもそこそここなす」
だとお呼びはかかりません。
これを「なんでも屋」と言います。
なんでもできるけど、強烈な個性はない。
なんでもできるのは、
それはそれで重宝されたりするのですが、
業界でキャスティング権を持っている人達は
「クールなキャラならこの人」とか、
「熱血少年キャラならこの人」
というように強烈な個性を持っている人を
リストアップしているのです。
そこに入るためにはただ綺麗にまとめる演技よりも、
他の人ができない自分だけのキャラクターを
確立できたほうがいいのです。
演技レッスンでよく言われるのが、
「一本調子」
というのがあります。
要は無難に出来てはいるが、それでは全く面白くない。
単調すぎるから演技に幅が無い。
個性がないという指摘をもらうことがありますが、
そこからの脱出を目指すことが大事です。
客観的に自分の演技を見る。
客観的とはお客さんの目線でということです。
自分を客観的に見て、
自分の何がいけないのかを把握できること。
また、自分の個性とは何なのかをはっきりとさせ、
人を納得させる演技ができるようになること。
それが出来れば音響監督さんや、
講師の方から一目置かれ、
キャスティングのお知らせが来て、
仕事につながることになるでしょう。
是非、自分はこれだ!というような
キラリと光る個性を見つけてみてください。
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