演技が上手くなるにはどうしたらいいのでしょうか?

『演技が上手くなるにはどうしたらいいのでしょうか?』

これは声優を目指そうとしている方なら誰しもが思うことだと思います。

演技力をすぐに高める方法なんてものはありません。

ですので、日頃から地道な努力をしていき積み上げていきましょう。

演技力とはそもそも何か?

演技力とは演じる上での力量のことを言います。

つまりこの力量が高ければ高いほど、
演じる力があると認められます。

演技が上手くなるということは、
この力量によって判断されるということです。

では、力量をつけるにはどうしたらいいのでしょうか?

演技とは、コミュニケーションです。

演技は実のところ、日常生活の一部なんです。

その日常生活の中で起こっている限定的空間を舞台にしています。

 

例えば「大丈夫か?」というセリフがあったとします。

このセリフをどんな状況の時に言うかで
言い方が全く変わってきます。

1.お財布を家に忘れてきた友人に声をかける時

2.親を殺された恋人に声をかける時

3.ハリセンで頭を叩かれた相方に声をかける時

これらの状況で声をかける「大丈夫か?」は
それぞれ意味合い、声をかける時の重さが違いますよね?

 

1.のお財布を忘れた友人ということであれば、
ちょっとお金貸そうか?という感じで声をかけるかもしれないですね。

2.の親を殺された恋人というシチュエーションはかなり重いですよね。

この場合、どう声をかけたらいいのかわからない。
恋人を傷つけないように選んだ最善の言葉が「大丈夫か?」だったのかもしれません。

3.のハリセンで頭を叩く相方というのは、
お笑いをやっているシチュエーションです。

この時の「大丈夫か?」はかなり軽い言葉になります。

 

同じ「大丈夫か?」でこれほどまでに変わります。

つまり、相手とのコミュニケーションが
ちゃんと出来ていなければセリフとして成り立たないのです。

 

ですから、

『コミュニケーションをきちんと取れること』
が、
『演技力が高い』

ということなのです。

演技が上手くなるコツ・表情

表情を変えるだけで感情を引き出すことは可能です。

感情の基本は「喜怒哀楽」ですね。

 

表情を鍛えるトレーニングとして、
鏡を用意して自分の顔を見ながら喜怒哀楽の顔をしてみてください。

その時の顔の表情を覚えておいてください。

それがあなたが喜怒哀楽の表現をした時に見せる表情です。

 

演技が上手くなるには、
この表情が非常に大事になってきます。

自分の顔をじっくり見る事でどんな表情をしているのか、
チェックすることができます。

表情のトレーニングとして取り入れてみてください。

演技が上手くなるコツ・表現

表現とはあなたが演じたセリフが
相手にきちんと伝わっているかどうかということになります。

独りよがりの演技になっていたら、
それこそ相手とコミュニケーションが出来ていない
ということになってしまいます。

 

これは自分ではなかなか確認することが難しいので、
誰かに見てもらったりするなど、
相手にあなたが伝えようとしている感情や表現が
ちゃんと届いているかを確認しましょう。

相手に伝わらない演技は、たとえどんないい演技をしたとしても
全く意味がないものになってしまいますので、気を付けてください。

空気感が作れると演技力も向上する

空気感とは場面に応じて、
そのキャラクターの役割やそのシーンでの目的を把握することです。

 

演技をはじめたばかりの人に多いのが、
台本をもらった時、そのセリフの言い方や
ニュアンスばかりに目が行ってしまい、
肝心なそのシーンの目的を認識していなかったりします。

もし、あなたがいままで自分のセリフを
どう言おうかということしか考えていなかった場合、
それはただただ薄っぺらい演技になってしまいますので注意してください。

 

ひとつの物語には様々なシーンがあり、
そこに登場する人物、場所、シチュエーションがあります。

たとえ何気ないシーンだとしても、
その物語を作っていく上で何らかの目的があり、
意味が存在しています。

その目的を役者陣は把握し、
そのシーンでどう立ち振る舞えばよいのか
を意識することでそのキャラクターからの空気感が生まれてきます。

 

逆に何も考えないで演じていると、
ただ単に読んでいるだけにしか聴こえない、
観ている人達にも何も響かない演技になってしまいます。

これは当然ですよね?

だって、そのシーンのことを明確に伝えるべき役者が、
その目的を失ってしまっているわけですから、
観ている側にも伝わらないのは当たり前です。

 

つまり、物語にはちゃんとした目的があり、
全てのセリフ、すべてのシーンにおいて、
ちゃんとした目的があるのです。

台本をもらったらしっかりとその物語の内容を把握し、
与えられたキャラクターの役割や
そのシーンの目的を考えていくようにしてください。

日常生活では空気感を出せるのに演技になると空気感が出せない

演技が上手くなるには
日常生活にも取り入れていかなければ
身につけることは難しいです。

これは当ワークショップに参加しているメンバーさんにもお伝えしてしますが、
練習の時だけ演技の練習をしても、なかなか身につかないということです。

 

ましてや、空気感というのは
一人で練習することは容易ではありません。

ですから、普段から色々な人と話した際に
空気が変わる瞬間を感じるようにし、
その空気感を自分のものにしていくことが大事です。

 

空気感というものは全く出せない人はいません。

何かしらのシーンに出会った時、
ちゃんと空気を読んでしゃべったり、
人の話を聞いていたりするはずです。

 

空気が変わる瞬間を日常生活の中で
意識的に観察していくようにしてみましょう。

『空気が変わった瞬間を理解できるようになったか?』

『空気が変わった時、自分はどんな気持ちになったのか?』

『それに対して、自分はどんなふうに振舞ったのか?』

(※振舞うとは、声に出してしゃべった、黙っていたなど。)

 

自分自身で空気感を出すにはまず、

「空気感とはどういうものか?」

を理解することです。

 

そうすれば、舞台でも、マイク前においても
あなたの演技でその場をガラリと変えることができる

『空気を変えるお芝居』

が出来るようになります。

相手のセリフもしっかり読む

これは意外とやっている人いるんじゃないでしょうか?

台本をもらって、相手のセリフを読まず、
自分のセリフ部分しか読んでいないというものです。

 

演技の勉強をはじめて、伸び悩んでいる人達は
このようなやり方をしてしまい、
肝心な相手とのやり取りや物語の流れを把握しないで進めてしまったりします。

 

セリフは相手との会話があって成立するわけです。

そのセリフをなぜそのキャラクターがしゃべっているのか?

その答えは相手のセリフがあるから、
そのセリフをしゃべっているということです。

 

これもコミュニケーションですよね?

自分のセリフだけを読んでいると、
これが全くわからないことになります。

ここに相手のセリフを読まなければならない
という重要性がわかると思います。

 

そのセリフがなぜここに出てくるのか?

この「なぜ?」という疑問を考えることが
演技が上手くなるには必要なことなのです。

キャラクターが持つ思いを伝えましょう

声優として演技をするのであれば、
あなた自身でなければ出来ないような
表現したいものを持ちましょう。

そのキャラクターを演じるにあたり、
あなた自身が何を表現していくべきなのか考えることです。

 

例えば、そのキャラクターは何をやってもダメで、
やる気もなく、ぐうたらな生活を送っている。

そうであるならば、どうして何をやってもダメなキャラクターなのか?

ダメだからやる気にならないのか?

など、考察する余地はたくさんあります。

 

こういった演じる上での表現のベースが整ってくれば、
あなたが演じるキャラクターは
ただ台本上に書かれているキャラクターではなく、
リアリティのある生きたキャラクターになってくることでしょう。

これこそが声優として演じる上での醍醐味であり、
あなたにしか出来ないことなのです。

まとめ

演技が上手くなるには、
自分自身の頭で色々考えていかなければなりません。

ですが、その思考はすぐに身につくものでもなく、
はじめは全く考えることもできないかもしれません。

 

こうした思考を身につけるには
毎日の生活の中から
演技のヒントになるようなことを見つけていくことです。

 

ちょっとしたことでも、興味を持っていくことが
あなたの演技力を高めるきっかけになっていきます。

「演技力のある声優」と言われるような
実力を兼ね備えていけるようにしていってください。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

ゆうき

東京・駒込と渋谷にあるスタジオで役者&声優を目指す人向けのワークショップ講座を開いております。 他事業としてインターネットを使った集客、Webマーケティング・ブログ制作、収益化方法のコンサルも手掛けています。 また、イベントも多数開催しており交流会、スポーツ、アニメイベントの3団体を主催運営。 およそ3年で4000人もの方とお会いし、人脈を広げながら価値観を共有しています。 アニメは世界に発信する日本の文化としてコスプレイベントを開催。 今後、事業展開も視野に入れております。 過去にはイベントがテレビ番組「日本テレビ NEWS ZERO」にて報道されました。